鍵掛けに鍵がないのはいつもアイツのせい。

会社の鍵掛けに、事務所の鍵がないことがよくあります。ビル自体の鍵は鍵当番がいるので、最悪事務所は鍵をかけなくてもなんとかなるという事実はあるのですが、金庫とかもあるわけですしやはりいいことではありません。次の日に早く出社した人が、泥棒でも入ったのかと慌ててしまう可能性だってありますからね。

ただ、この鍵掛けに鍵がないのはいつも部長のせいだとわかっています。社員同士では、鍵がない=部長のせいという公式が成り立っている関係で、「またアイツかよ…」なんて言って愚痴をこぼしあいます。部長はいつも鍵掛けから鍵を取るとそのまま自分で持ち歩いてしまい、次の日出社しても何しても、誰かに言われるまで鍵掛けに鍵を戻さないのです。「俺は部長なんだからいいだろ!」なんていうスタンスではなく、「あぁごめん、また忘れていたよw」という感じなのでまだ許せますが、そこにあるべきものが無いとなると周りが困ります。それに、「どうせまた部長だろ」という雰囲気ができてしまっているので、いざそれで犯人が部長ではなかったとなった際に、大パニックに陥りそうな予感もしています。現状はナアナアで通ってきていますが、やはりいいことではないのは確かです。

もういっそ、部長用の鍵を一本用意して、部長は鍵掛けの鍵に触れないようにするくらいのほうがいいのかもしれません。何度かその案は出ているので、そろそろ本格的に検討しようか、なんて話になってきています。部長という役職のついた立場なのですから、他の社員の手本となるよう、相応しい行動をしてほしいんですけどね。