カギを甘く見ていたら空き巣に入られた

私の住んでいるのは、日本でもっとも人の多い地域である首都圏です。その中でも、比較的人口の集中している埼玉県で、私たち一家は生活しています。
一緒に住んでいるのは、大学時代に出会った夫とその両親、そして私たち夫婦の間に生まれた二人の男の子です。今年の春に下の子も小学校に上がったため、ますますウチは賑やかになり、慎ましくも仲良く暮らしています。

さて、このように私たち一家は人口がかなり多めの埼玉県に住んでいますが、どうも最近、のどかだったこの地域の住宅地を大規模な窃盗団がターゲットにしているという噂を聞きました。
私が息子たちの小学校で、同じクラスのお母さんたちから聞いた話によると、「少し買い物にいくのに施錠しなかったら、泥棒に入られてしまった」とか「カギを甘く見ていたら空き巣に入られた」などの物騒な事件が少しずつ増えているのだとか。
その件数は「これは我が家も気を付けないと危ない」と思わせるのには十分なもので、私は今日から家の戸締りをいつも以上にしっかりやることを決めたのです。

さて、そうなってくると、問題になるのはウチの息子たちです。彼らは言ってしまえば、まだ幼稚園児に毛が生えたような注意力しかもっておらず、どこかに遊びにいくにも玄関ドアを開け放して行ってしまうなど、泥棒にとっては大変ありがたい存在です。
彼らに実例を挙げながら、泥棒に入られないようにしっかりとカギを掛けようと改めて教えるところから、私の防犯対策強化は始まったのです。